図書館とインターネット
放送大学で司書教諭講習をうけています。
これがすごく面白い。
司書教諭って、学校図書館活用を考えるのが役割だと思っていたんですが、
それはほんの一側面でした。
・書籍、視聴覚メディア、インターネットサイトなど幅広いメディアへの知見をもち、学校内のメディアを管理すること
・メディアを活用した授業計画の立案
等々。
私の学生時代には、書籍で調べることと、インターネットサイトを検索することの間には距離があった。
調べ学習のとき、ネット上の情報は書籍に比べると不確かなことも多い、ということがことさらに強調されて、
先生「必ず本で調べなさい」
生徒「えー、図書館行くのめんどくさい…」「こっそりネットから引用しよう」
などという全く本質から離れた情報の集め方がされていた。と思う。
本当は、各メディアの発信、編集、公開の仕組みの違いを知って
特徴を生かし、うまく使うことが大切なのです。
メディアに違いはあれど、優劣や階級はない。
図書館教育と、情報教育は、密接に繋がらないといけない。
ネットを見ていることと、本を読んでいることを、質的に対比するのはもう時代遅れなんでしょう。気をつけます。
まだ講義も序盤なのですが、
基礎としての情報技術の仕組みや、発展の歴史が語られていて面白いです。
パケット通信や、検索エンジン、クラウドサービスの技術なんて知らなかった。使ってたけど!まさに魔法の世紀。
単位が取れるように頑張ります。